なんでも高いのを買っておけば良いと言う事でもありません。
「年に3回ぐらい自動車で旅行に行くんだけど、旅館からお土産屋さんまで数キロ歩くのが大変だから、その時 の為に折りたたみ自転車が欲しいんだよね」
と言う方に、値段の高い折りたたみ自転車はお勧めしません。
使用頻度が年に3回ぐらいで、年間の走行距離がせいぜい10kmとか20kmとかであれば、数年で壊れてしまうと言う事はありませんし、 数キロ走るだけなら手やお尻が痛くなる前に到着してしまいますので、乗り心地の良さや、自転車の走り、耐久性などを気にする必要もありません。
最低限の安全性は確保されているレベルの物であれば十分ですから、キチンとしたブランドで、一番下位グレードの物(だいたい5~6万円くらいです)をお勧めします。
ただそれは、その時 以外には一切使わないと言う場合に限ってですが...。
実際、自転車があれば、他にも色々と便利に使えますし、 その時 だけって言うのは勿体なくて、その時 以外にも使ってしまうんですよね。 それが、問題なのです。
わかりやすい例が、「Birdy Monocoque Air」と言う自転車です。
この「Birdy Monocoque Air」と言う折りたたみ自転車。価格は20万円ほどになりますが、一般的な10万円くらいの Cross Bike(クロスバイク)と、 走行性能、重量、乗り心地、耐久性など、殆ど同じレベルに仕上がっています。
つまり、普通の自転車(フルサイズ)の走行性能や、乗り心地、耐久性などを維持したまま、 折りたためるようにすると、自転車の価格は2倍になる。と考えて頂いて良いと思います
...と言う事は、よくありがちな、「アルミフレーム/20インチ/7段変速/5万円」と言う折りたたみ自転車の場合、 おりたためなければ2万5千円ぐらい。ギヤが無ければ1万5千円ぐらい。フレームが鉄なら実質1万円ぐらいです。
1万円ぐらいの自転車が、長持ちする訳ありませんね。
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